小山 学
出身:和歌山県和歌山市
生年月日:1975年6月16日
プロフィール
ダイビング・インストラクター歴16年目。
2007年マリーンプロダクトに入社し、マリーンプロダクトの主宰であるプロカメラマン清水淳に師事し、水中写真の経験を積む。
現在、水中写真教室メイン・レッスンプロ。
マリーンプロダクト一筋16年のキャリアの中で、カメラメーカーの研究開発に携わり数々の新規撮影機材の海洋テストを清水とともに務め、カメラ機材への専門的知見を深める。
オリンパス製カメラについての撮影技術・知識の高さから、カメラ派ダイバーはもとより他店インストラクターからもアドバイスを求められる事も多い。
特に、TGシリーズ、E-M1MKⅡ、E -M10Ⅳ、OM-1など多様なカメラ、レンズを用いて撮影を行ってきたため、ゲストの所有する様々なカメラに応じて最適なセッティング、撮影方法を指導することに定評がある。
ワイド撮影、マクロ撮影ともに、主役の被写体とその生息環境とのマッチングの美しさを活かした作風を得意とする。
水中撮影機材の操作方法、構図作りや露出の決定方法といった、感性だけに頼らない撮影技術・知識を理論的にわかりやすい言葉で伝えることで、水中写真撮影の初心者からベテランまで幅広い支持を得ている。
16年というキャリアにおいて、年間300回近い海洋での撮影講習を実施。
お客様の作品のギャラリー開催の支援を含め、ショップでは老若男女を問わない幅広い撮影・作品活用を支援している。
お客様へメッセージ
『芸術に正解はない』とよく言われます。千差万別、水中撮影を楽しむ方一人一人にそれぞれの目的地があり、作品の良し悪しは、撮影者本人が決めるー。それが本質だと思います。
ですが、やっぱり表現者としては、見てくださった方に『いい写真ですね』って言ってもらいたいですよね。
世の中の多くについて言えることですが、水中撮影技術には、偉大な先人達が築いてくださった『定石』が存在します。被写体別、水中環境別、撮影機材別。先ずは、これを身につけましょう。
本当に簡単で、誰にでもできる、そんなコツをいくつか身につけるだけで、驚くほど撮りたい写真が撮れるようになります。
時には、上手くいかずに悩んでしまうこともあるかもしれません。でも、そこからが一番面白いところです。一番大切なことは、『楽しむこと』。
あなたが大好きな水中写真を上手に撮れるよう成長していく。
その姿を側で見ることができる、それが一番の喜びです。ぜひ、私にお手伝いさせて下さい!
小山学 撮影作品
帆を立てろ!ヨーソロー!
カメラ | OM-D E-M1 MarkⅡ |
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レンズ | ZUIKO DIGITALl 50mm Macro F2.0 + EC-20 |
撮影モード | 水中マクロ |
シャッター速度 | 1/200 |
F(絞り値) | F4 |
露出補正 | 0.0 |
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ISO(ISO感度) | 640 |
ライト | RGBblue System03-SNC |
撮影地 | 恩名村 |
15年ぶりに訪れたホタテツノハゼの生息地。確かな巣穴の位置は全く記憶にないままに水底を眺めているその時、立派な帆を持つホタテツノハゼが目の前に!高揚する心をなんとか抑えて静かにシャッターを切りました。背後に色違いの帆を持つペアが写り込んでくれました。
MEGAPTERA〜大海の翼〜
カメラ | OM-D E-M1 MarkⅡ |
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レンズ | ZUIKO DIGITAL ED8mm FiseyeF3.5 |
撮影モード | Sモード |
シャッター速度 | 1/200 |
F(絞り値) | F4 |
露出補正 | -1.0 |
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ISO(ISO感度) | 200 |
フラッシュ | 発光禁止 |
撮影地 | 沖縄本島海域 |
沖縄本島海域でのホエールスイムで撮影したザトウクジラの親子。子クジラは産まれて間もないのか身体が小さく、泳ぐのもまだ上手ではない様子。母親クジラは背中で子クジラをそっと支えながら水面まで浮上し、一緒に息継ぎをしていました。子クジラを守る母親クジラと目が合ったような気がして、ドキッとしました。