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2021/12/10

水中写真初心者でも簡単マスター‼️クマノミ類を格好良く撮影するためのテクニック

水中写真初心者でも簡単マスター‼️クマノミ類を格好良く撮影するためのテクニック

カメラカメラ OLYMPUS TG-6
レンズレンズ 本体ズームレンズ(ワイド端4.5mm)
ライトライト 無し
フラッシュ補正フラッシュ補正 0.0
撮影モード撮影モード 水中ワイド
F(絞り値)F(絞り値) 2.8
シャッター速度シャッター速度 1/400
露出補正露出補正 0.0
ISO(ISO感度)ISO(ISO感度) 100
撮影地撮影地 慶良間

水中写真の被写体に選ばれる水中生物の中で、ダイバー、ノンダイバーを問わず高い人気を誇るクマノミ類。

 

イソギンチャクの中をちょこちょこと泳ぎ回る姿はとても愛らしく、その姿を写真に収めたいと思う人は少なくないでしょう。

 

そこで、今回は水中写真初心者でも簡単にマスターできるクマノミ類を格好良く撮影するためのテクニックをご紹介します。

 

⑴『面白味に欠ける』クマノミの写真とは

 

ダイビング中、クマノミを発見してそのままの勢いで写真を撮ると、大体次の写真のようになります。

見下ろす姿勢で撮影したハナビラクマノミ

お目当てのクマノミは映っているのですが、イソギンチャクに紛れてしまって面白味に欠けます。

 

クマノミが住むイソギンチャクは、水底の岩や珊瑚礁に定着していることが多く、ダイバーが発見した際、見下ろす姿勢になっています。

 

このままの姿勢で撮影すると立体感がなく平面的な写真(=面白みに欠ける写真)になってしまうのです。

見下ろす姿勢で撮影した時のカメラの位置

 

⑵カメラの位置をイソギンチャクと同じ高さかやや低いところに構えて撮り、背景に海を入れる。

 

平面的な写真を立体感あるものにするために、カメラの撮影位置をぐっと下げます。

 

イソギンチャクと同じ高さか、やや低い位置から見上げるように(あおって)撮影します。

 

そうすることで、イソギンチャクの触手やクマノミの身体が立体的に表現された写真になります。

 

また、カメラの撮影位置を下げることで、背景に海の青色を撮り込みやすくなります。

 

背景に海が入ると、写真に奥行きが生まれ、見た人が一目で水中写真とわかる説得力のある写真になります。

イソギンチャクと同じ高さから撮影した時のカメラの位置

次の写真では、カメラの位置を下げて撮ることで背景に海の青が入り、クマノミやイソギンチャクに立体感が生まれて、写真がかなり改善されましたが、もう少し迫力が欲しいところです。

 

同時に、画面左上に『マリンスノー』(水中の浮遊物にフラッシュ光が反射してハレーションを起こしている状態)が生じているのが気になります。

イソギンチャクと同じ高さで撮影したハナビラクマノミ

 

⑶被写体(クマノミとイソギンチャク)にしっかりと近づいて撮影する

 

魅力的な写真において大切なことの一つに『主題(何を撮りたかったのか)がはっきりしている』ことがあげられます。

 

なんとなく面白味に欠ける写真では、クマノミが小さく映っていて迫力が足りないことが原因である場合が多いです。

 

クマノミ撮影においては、言うまでもなくクマノミが主役の被写体ですので、このクマノミを大きく撮ることがポイント。

 

クマノミを大きく撮ることで主役の存在感が大きくなり、主題もはっきりします。

 

クマノミを大きく撮るために、自らしっかりと近寄りましょう。

 

また、被写体にしっかり接近して撮ることには、大きく撮ること以外に次の2つのメリットがあります。

 

・より鮮明な写真になる。

 

カメラと被写体との間の距離が縮まることで、そこに存在する浮遊物の量が減り、より鮮明な写真になります。

マリンスノーの発生も抑えられます。

 

・フラッシュがしっかり届き、鮮やかな写真になる。

 

カメラと被写体との間の距離が縮まれば同時に被写体とフラッシュの距離も縮まります。

 

フラッシュの光がしっかり届くようになるので、青かぶりがより抑えられて鮮やかな色彩の写真になります。

 

次の写真は、しっかり近寄って撮影したのでクマノミが大きく撮れて迫力が出て、マリンスノーも出なくなりました。

撮影者がイソギンチャクにしっかりと近づいて撮影したハナビラクマノミ

 

⑷ズームは使わず、自分が被写体に近づく

 

ここで注意したいのが『ズームを使わない』ということ。

 

クマノミを大きく撮るためにズームをつかうと、被写体とカメラの距離が遠い位置からの撮影になるため、前述した2つのメリット

 

・より鮮明な写真になる。

 

・フラッシュがしっかり届き、鮮やかな写真になる。

 

が得られません。

 

また、画角が狭くなって写真のワイド感が失われることにもなります。

 

ズームは使わず、『撮影者が自ら近づくことでクマノミを大きく撮影する』ことがとても大切になります。

 

⑸横位置を撮ったら縦位置も撮ることを習慣づける

 

当たり前のことではありますが、カメラを横位置に構えて撮影すると、横長の写真が撮れます。

 

ここで、さらにカメラを縦位置に構えての撮影も行いましょう。

 

カメラを横位置、縦位置で撮影するだけで、同じ位置から同じ被写体を撮影していても大きく印象が変わることは少なくありません。

 

特に、背景に美しい青い海やサンゴを入れて撮影したい時に、縦位置の方が撮りやすいことがあります。

 

『横位置を撮ったら縦位置も撮る』ことを習慣づけましょう。

カメラを横位置に構えて撮影したカクレクマノミ

 

カメラを縦位置に構えて撮影したカクレクマノミ

 

 

 

 

 

ワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス

クマノミ類を撮影する時は、次のことに気をつけましょう。

⑴ 見つけたままの勢いでそのまま撮影しない。

⑵ カメラの位置をイソギンチャクと同じ高さかやや低いところに構えて撮り、背景に海を入れる。

⑶ ズームを使わず、自ら被写体(クマノミとイソギンチャク)にしっかりと近づいて撮影する。

⑷ カメラを横位置、縦位置の両方で撮影する。