ワイド撮影の基本被写体『イソバナ』を綺麗に撮影する方法をご紹介‼️
カメラ | OLYMPUS TG-6 |
レンズ | ワイコンWF UWL-24M52MG |
ライト | フラッシュ2灯 |
フラッシュ補正 | 0.0 |
撮影モード | 水中ワイド |
F(絞り値) | 8.0 |
シャッター速度 | 1/250 |
露出補正 | -2.0 |
ISO(ISO感度) | 100 |
撮影地 | 六番崎 |
構図の決定
イソバナはポリプが開いているものの方が写真映えするので、ポリプが全開になっているものを探します。
ここでは、一枚のサイズばそれほど大きくないので、3枚入れることにしました。
背景に海とサンゴ礁が4:6くらいの割合になるようにして、対角線上に3枚が並ぶ構図で、右端から左端まで画面いっぱいになるようにしっかり接近しました。
露出補正の決定
沖縄の明るい海を表現するなら、露出補正はあまりかけずに撮りますが、この時はイソバナのまわりのスズメダイをはっきり写す目的で露出補正をマイナス側いっぱいの-2.0で撮影しました。
これにより、海が濃い青になり、フラッシュ光が当たったスズメダイがはっきり写るようになりました。
『露出補正』については、こちらの投稿もぜひご覧下さい。
フラッシュ位置、光量の決定
3枚のイソバナに出来るだけ均一にフラッシュ光を当てるために、左右のフラッシュの角度を調整しました。
撮影した写真をよく観察し、強く当たりすぎる部分など偏りがある場合はフラッシュを後ろに下げるなどして調整します。
近景のイソバナが明るくなりすぎる場合はフラッシュ補正を行いますが、ここでは補正無しで表現したい明るさとなりました。
ワンポイントアドバイス
イソバナをワイド撮影する際は、次のことに気をつけましょう。
- ポリプが開いているイソバナを選ぶ
- 背景に海が入る構図を考える
- 露出補正で海の色を決める
- イソバナに均一にフラッシュ光が当たるようにフラッシュの位置と光量を調整する。