カメラ | OLYMPUS E-M1 mark Ⅱ |
レンズ | M.ZUIKO 8mm FE |
ライト | なし |
フラッシュ補正 | 発光禁止 |
撮影モード | マニュアルモード |
F(絞り値) | 3.5 |
シャッター速度 | 1/200 |
露出補正 | 0.0 |
ISO(ISO感度) | 200 |
撮影地 | 沖縄本島 |
(1)出航前の準備
⚫︎心配な方は酔い止め必須!
冬の海は荒れる事が多いです。
常に航行しているホエールスイム船は船酔いしやすいです。
船酔いする方、不安な方は必ず酔い止めを服用しましょう!
効くまでに時間がかかる場合はホテルで服用してからお越し下さい。
毎回服用しても酔う方は前日の夜に服用し、当日の朝にも服用しましょう。
個人差はありますが、効きやすい傾向があります。
⚫︎船では常にウェットスーツを着てクジラとの遭遇に準備
いつどのタイミングでクジラに遭遇するかわかりません。
いつでも海に入れるようにウェットスーツは事前に腰まで着用し、上半身はボートコートなどを着て寒さ対策!
⚫︎カメラ機材の水没チェックは出航前に
水没チェックは必ず出航前に!
いざ、クジラを撮影しようとした時に水没に気付いてももはや手遅れです。
クジラはずっと遊んでくれるとは限りません。
少ないチャンスを逃さない為にも水没チェックは必ずしましょう!
(2)クジラの捜索
⚫︎船長、ボートクルーと一緒にクジラの捜索!
出航したら船はスローで沖縄本島近海を航行しクジラを探します。
船長、ボートクルーが、一生懸命クジラを探しますが、船の全方位を全てチェックするのは困難です。
より遭遇率、撮影チャンス率を上げる為、皆様も一緒にクジラを探しましょう!
突然現れるクジラにドキドキ、ワクワク!
⚫︎クジラを見つけるポイント
海面をじっと見つめていると以下のようなクジラの行動が見られます。
まずはそれらを探しましょう!
ブロウ
ザトウクジラが息をした際に頭上に大きな水しぶきを上げる行動。
スパイホップ
体を垂直にしてそのまま海面上に出て、そのまま海面下に沈んでいく行動。
周囲を見回し確認している行動がスパイの様なのでこの名前がついたのだとか。
ブリーチ
体を海面上に持ち上げた状態で全身をひねり水面に叩きつける。
メスへのアピールや寄生虫を落とすためと言われています。ザトウクジラが見せる1番ダイナミックな行動です。
☆2〜3時間経ってもクジラに遭遇できない事はよくあります。
自然の生き物ですご了承下さい。
☆無理せず休憩を取りながら気長に待ちましょう。
(3)クジラ発見時の準備
⚫︎一緒に遊んでくれるクジラかガイドが判断してから、エントリーします
クジラを見つけてもすぐに近づきません。
距離をとり遊んでくれるクジラか観察します。
ガイドが様子を見に行くために、先に海へエントリーします。
個体によってはチャレンジをしない場合もございます。
スイム撮影にチャレンジできるかは船長、ガイドが判断致します。
皆様はいつでもエントリーできる準備をして下さい。
揺れる中での準備になります。器材、カメラなど落とさないように注意して下さい。
☆マスクの調整、ブーツの着用などは事前にしておきましょう。
☆カメラはデッキに置いたままにはしないようにしましょう。
☆揺れで落ちて壊れることや、海に流れてしまう可能性があります
☆手でしっかりホールドしましょう。
☆リーシュコードやストラップを活用します。
☆万が一器材、カメラを落とした場合、水深が深い為拾いに行けません。
各自でしっかり管理して下さい。
(4)エントリー、スイムのやり方
⚫︎海への入水とクジラへのアプローチの仕方
船尾のエントリー口にて合図を待ちます。
エントリーは4人ずつになります。
船長の合図でエントリーします。
エントリーは静かにスムーズに水しぶきを上げないように!
前の人との間隔をあけずに入りましょう。
ガイドはオレンジ色の旗を持っています。
ガイドを追い越す事は絶対しないで下さい。
クジラの位置がわからない場合はガイドの指差す方向に注視。
基本的には泳ぎません。
泳ぐ事が必要な場合は、水しぶきを上げないようにそっと泳ぎましょう。
チャンスがあれば撮影タイムになります。
☆エントリーポイントは水底の見えないブルーウォーターです。不安な方はガイドの側にいましょう。
☆エントリー後は『水面を漂う流木』のようになって下さい。水しぶきを上げるとクジラが逃げます。
☆近くで見たい、撮影したいからといって勢いよく泳いでクジラを驚かせたりしいで下さい。
☆クジラの尾びれには近づかないで下さい。危険です。
☆子供のクジラを連れている母クジラは神経質になっている事があります。子クジラを追いかけることは絶対しないで下さい。
☆クジラを見る&撮影するには参加者皆様の協力が必要になります。
(5)エキジット
⚫︎船への安全な戻り方
クジラが遊んでくれなくなったらエキジットします。
ガイドを先頭に1列になって船の迎えを待ちます。
船長またはガイドの指示があるまでは、勝手に船に近づかないで下さい。
とても危険です!
合図後は船に近い人からエキジットします。
ラダはー2カ所。必要な方から優先的に。
ラダーを使用せずエキジットできる方はフィンキックで勢いをつけて上がります。
☆ラダーの付け根付近を持つと指を挟んで大怪我をします。
付け根付近は絶対に持たないで下さい!
☆エキジットの際、基本的にはフィンを履いたまま上がります。
(フィンを落とすと水深が深く取りにいけません)
☆ブーツとストラップフィンよりフルフット型のフィンの方が泳ぎやすいです。
(ミューフィンの無料レンタルをご利用ください。水が入りにくいスノーケルのレンタルもあります。)
スイム撮影のチャンスがあれば時間が許す限り何度も繰り返します。
疲れた方は無理せず休憩を入れて下さい。
出航してから帰港するまで船は動いたままになります。
特別にランチの時間を設けてはいません。
手軽に食べられるおにぎりや、パンなどをご持参頂いております。
クジラを探している間に皆様のタイミングでお取り下さい。
(6)注意事項
⚫︎素潜り、クジラを追いかける行為、クジラにストレスを与える行為。水中スクーターの使用は禁止されています。
⚫︎ガイドの指示を守れない方ルールを守れない方には、スイム禁止にする場合があります。
⚫︎スイムを予定しているクジラに対し、ホエールウォッチング船が接近してきた場合はそのクジラに対しスイムを中止して船上からの観察に切り替えます。
⚫︎当日の帰港時間は海況によって帰港時間が早まったり、遅くなったりする場合があります。ホエールスイム後のフライトには余裕を持ってスケジュールを立ててください。
⚫︎海況不良により、ホエールスイムを早めに切り上げることや、朝の集合時に急遽中止になる場合もあります。
⚫︎クジラが見つけられなかった、スイム撮影ができなかった場合でも返金はございません。自然が相手なので必ずクジラに出会えるという保証はいたしかねます。ご了承の上ご参加ください。ツアー中船酔いでスイム撮影に参加できなかったなど、いかなる理由でも返金はございません。また、次回以降に無料で振替乗船なども行っていません。
⚫︎スイム撮影をご自身のSNSやブログに投稿される方は、開催地に『慶良間』の文字は入れず『沖縄本島』と記載下さい。慶良間諸島でのホエールスイムは禁止されています。その為、弊社では沖縄本島周辺での開催とさせて頂いております。
ワンポイントアドバイス
クジラに遭遇した時観察チャンスを逃さない為に次のことに注意しましょう。
- 船酔いする方は、必ず酔い止めを服用しましょう。
- ウェットスーツの着用、マスクのサイズ調整、カメラの水没チェックは出航前に行いましょう。
- 無理せず休憩しながらクジラを探しましょう。
- エントリーは滑るようになめらかに。
水しぶきをあげないようにしましょう。
ガイド追い越す事は絶対にしないで下さい。 - クジラの尾びれには近づかない。
小クジラを追いかけたりもしないで下さい。 - エキジットはフィンを履いたまま船に上がりましょう。
- クジラを見る&撮影するには参加者皆様の協力が必要になります。
自分勝手な行動はせず、船長、ガイドの指示に従いましょう!