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水中写真教室

撮影テクニック

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2022/01/23

水中カメラメンテナンスから出来る水没させない為の技

水中カメラメンテナンスから出来る水没させない為の技

なぜメンテナンスが重要なのか…

 

大切なカメラを壊さないために、ダイビング中はハウジングにカメラ入れ、撮影を行います。ノーメンテナンスで、ずっと使えたらとても楽だとは思いますがメンテナンスをしないと色々な問題が出ることもあります。

 

例えば

・海水が結晶化して塩がボタンに噛んで押せなくなる

・Oリングに砂が付いていてそこから水没

・髪の毛1本でもハウジングの開閉部に、挟まっていれば水没したり曇り始める

 

などメンテナンスをしていれば防げるものばかりです。

メンテナンスに必要な最低限のグッツ達…

 

1…ハンドブロアー

目的:ハウジングに着いた水滴を飛ばす

 

2…タオル

 

目的:大まかに水気を取る

ブロアーなどで飛んだ水滴を拭いたりする

 

3…Oリングリムーバー

目的:リングを外す為に使う

 

 

 

4…キムワイプ

目的:Oリングを掃除する

(ティッシュだと細かく破れるのでOリングに付きやすい

キムワイプがオススメ)

 

5…綿棒

目的:O リングの溝の清掃に使う

(安いのを使うとほつれやすいので、

ジョンソン&ジョンソンがオススメ)

 

6…シリコングリス(専用)

 

 

目的:Oリングに塗るグリス

(専用では無いものを使うとOリングがグリスを吸って膨らみ

ハウジングの開閉部でOリングを挟んだりしてしまう可能性がある)

 

7…シリカゲル

目的:ハウジング内の湿度を取るので曇りにくくする

 

 

1個づつ揃えると大変なので

OLYMPUS 防水プロテクターメンテナンスセット

PMS-02がオススメ

中身は綿棒やリムーバー、専用グリスも入ってます!

カメラが水没しなくなるメンテナンス方法…

 

 

ダイビングでカメラを使う前にしっかりとメンテナンスをしましょう。

また、バッテリ交換をする際ハウジングを開ける度にメンテナンスをしましょう。

 

1、

まずは、ハウジングが浸かるくらいの量の真水を桶などに溜めます

お湯によって塩が溶けやすくなるので、50度くらいのお湯がおすすめです!⚠火傷に注意

ハウジングを浸けながら全てのボタンやダイヤルを押していきます

 

2、

次はハウジングの水気を取ります

タオルの上にハウジングを置いて軽く拭き、

ハンドブロアーでOリングの周りやボタンの隙間、ハウジングをロックする箇所の水気を飛ばします

水がすごく飛ぶので周りに注意!タオルで壁を作ると飛ぶ心配もないです!

 

3、

ハウジングの水気を取ったらゆっくりハウジングを開けてOリングを外し、キヌワイプで古いグリスを拭き取ります。

この時Oリングが伸びるので引っ張り過ぎない様に注意し、掃除したOリングは汚れが着かないよう机の上や地べたには置かないように、手に巻くといいです。

 

4、

綿棒でOリングのあった溝を掃除していきます。安価な綿棒だと綿が解けて水密を妨げるので

オススメはジョンソンアンドジョンソンのほつれにくい綿棒です。

掃除が出来たら、Oリング専用のグリスを満遍なくOリングに塗ります。

塗りながら髪の毛や砂がOリングに付いてないか確認しましょう。グリスの量はOリングの大きさにもよりますが、

TGシリーズなら綿棒の穂先2個分位がいいと思います。

 

Oリングを溝に戻したら、ハウジング内の結露の防止をするために入れたシリカゲルの確認をしましょう。湿っていると入れても曇り始めてしまい撮影が出来なくなります。

振ってみてシャカシャカ乾燥している音がするならまだ使えます。

 

ワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス

・水没させない為にはメンテナンスを面倒くさがらずに習慣化しましょう。

・砂地撮影の時は舞った砂がOリングに付いていたりするのでOリングの掃除と確認はしっかりとしましょう。

・シリカゲルが開口部に挟まっていたりするとそこから水没するので閉める際はOリング周りを確認してから閉めるようにしましょう。